2017年3月27日月曜日

AO入試などでも学校の成績は重要になってくる!?推薦入試で評定平均を課す難関・上位大学

・AO入試などでも学校の成績は重要になってくる!?

 AO入試などは「学校の成績が関係ない」とよく言われていますが、難関大学、特に私立の早慶、MARCHの推薦入試では、そんなことはありません。 

学部・学科によっておは、4.0以上を求めていたり、医学部などであれば4.5以上の評定平均を条件にしている大学もあります。

 評定平均は基本的に、高校1年生から高校3年生の2学期の各科目の評定の平均値になります。 そのため、具体的にどの大学の推薦入試を受けたいと決まっていない高校生でも成績をとっておくことに損はありません。

 また、学校の成績はやはり定期テストや提出物が重要になってきます。
推薦入試を受けようかなとぼんやり考えている人はだいたいどれくらいの評定をとっておけば、いざ推薦入試を受けると決めた時に、評定平均で自分の志望校を狭めないで済むかしっかりと確認しましょう!

 ・推薦入試で評定平均を課している難関大学の学部・学科一覧 


 今回は、AO入試などで、大学の評定平均を課している大学をまとめました。
 ここではあくまでも推薦入試で評定平均を課す大学だけを記載しているので、もちろんここにある学部や学会外の推薦入試も実施しています。

 また、情報元はすべて、各大学のHPの入試要項からまとめたものです。 

今回の対象大学は
<国立> 
・北海道大学
・東北大学
 ・東京大学
 ・名古屋大学
 ・大阪大学
 ・九州大学

<私立>
 ・早稲田大学
・慶應義塾大学
 ・上智大学
・明治大学
・青山学院大学
・立教大学
 です。

上記で述べた学校が以下にない場合、その大学は評定平均を推薦入試で課していないということになります。

 <国立大学>

◯東京大学 法学部

 ・学業成績に秀でていること。(各校の上位概ね5%以内)
◯東京大学 経済学部

 ・高等学校等において英語,数学,地理歴史・公民のうちいず れかの2教科において成績が優秀※aであること。(地理歴史・ 公民はいずれかの1科目のみを対象とする。)

 ※a 各教科・科目について高等学校等内で上位 10%に入る成績をおさめていること。
◯東京大学 文学部

 ・学業成績に秀でていること。
※明確な評定基準なし
◯東京大学 農学部

 ・高い基礎学力を有する成績上位者であること。
 ※明確な評定基準なし
◯東京大学 薬学部

 ・学業成績に秀でていること。
 ※明確な評定基準なし
◯東京大学 医学部医学科

・高い基礎学力とバランスのとれた人格を持つこと。
※明確な評定基準なし
◯東北大学 

文学部 調査書の学習成績概評がA段階に属する者
※大学入試の資料の一つである調査書の記載項目の一つで、評定平均値をもとに高校3年間の成績をA~Eの5段階で表したもの。

学習成績概評は、
Aが評定平均値5.0~4.3、
Bが4.2~3.5、
Cが3.4~2.7、
Dが2.6~1.9、
Eが1.8以下となっている。

なお、Aのなかでも特に学校長が優秀と認めた生徒にはⒶと標示することができ、国公立大学の推薦入試では出願条件としてⒶの者に限定しているところもある。
◯東北大学 理学部 

学習成績概評の段階は,出願時には問いませんが,選抜時には,出身学校 (日本の高等学校に相当する学校)等が発行する成績証明書等の出願書類の内容により,各教科・科目 の成績を 5 点満点に換算し,その平均が 4.3 以上であることを必要とします。
◯東北大学 工学部 ① 調査書の学習成績概評が A 段階に属する者,又は調査書の数学の評定平均値と理科 の評定平均値がそれぞれ 4.5 以上かつ全体の評定平均値が 4.0 以上の者
◯東北大学 農学部

 ① 調査書の学習成績概評がA段階に属する者

<私立大学>

◯早稲田大学 

教育学部 高等学校または中等教育学校後期課程の1年1学期または前期から3年(4年制定時制は4年)1学期または前期までの調査書記載の『全体の評定平均値』が4.0以上の者。
◯早稲田大学 社会科学部

1年1学期または前期から3年(4年制定時制は4年)1学期または前期までの全体の評定平均値が4.0以上の者。
◯早稲田大学 スポーツ科学部

 高等学校・中等教育学校後期課程・高等専門学校の 1 年 1 学期(または前期)から 2 年末(ま たは後期)までの全体の評定平均値が 3.5 以上であること
◯慶應義塾大学 法学部 FIT(AO)入試 B方式

高等学校等での学業成績が優秀で,高等学校の全期間の成 績を記載した調査書における指定の各教科(外国語,数 学,国語,地理歴史,公民)および全体の評定平均値が4.0 以上の者。
◯慶應義塾大学 理工学部

・高等学校全期間(卒業見込みの者は、 第 3 学年第 1 学期まで)に履修したすべての教科・科目の 全体の評定平均値が4.1(小数点以下第 2 位を四捨五入)以上であること。 ・以下の科目をすべて履修し、 すべての評定が 4 以上であること。

★ 数学(以下の 5 科目の合計が15単位以上)
 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学 A・数学 B

★ 理科(以下の 4 科目の合計が12単位以上)
物理基礎・物理・化学基礎・化学
◯慶應義塾大学 文学部『自主応募制による推薦入学者選考』制度

 ・高等学校全期間(最終学年の 1 学期まで, 2 期制の場合は前期まで)の調査書の「全体の評 定平均値」が 4.1 以上の者。

 ※「全体の評定平均値」に関しては,中等教育学校,高等専門学校,在外教育施設について も,高等学校と同様とします。ただし,出願時に在外教育施設を修了している者について は,修了までの 3 年間の成績を基準とします。

 なお,海外の高等学校から国内の高等学校,中等教育学校,高等専門学校ならびに在外教 育施設(以下「国内の高等学校等」という)へ編入学した場合,または,国内の高等学校等 から海外の高等学校へ留学した場合,国内の高等学校等における在学全期間の「全体の評定 平均値」が 4.1 以上の者。

※上記の場合は、高校3年生の1年間は国内の学校で過ごす必要があります。これができなかった場合は、推薦資格がなくなります。
◯慶應義塾大学 看護医療学部 B方式

 高等学校での学業成績が優秀で全体の評定平均値 4.5 以上( 4.5 を含む)の者
◯上智大学 神学部 神学科

 全体の評定平均値3.5以上
◯上智大学 文学部 

 ・哲学科 

全体の評定平均値4.0以上および 外国語・国語・地理歴史 それぞれの評定平均値4.0以上

 ・史学科

 世界史B または日本史B 全体の評定平均値4.0以上および 地理歴史の評定平均値4.3以上 ・国文学科 全体の評定平均値4.0以上および 国語の評定平均値4.3以上

・英文学科

 全体の評定平均値4.0以上および 英語の評定平均値4.5以上

 ・ドイツ文学科

 全体の評定平均値4.0以上および 外国語・国語それぞれの 評定平均値4.0以上

 ・フランス文学科

 全体の評定平均値4.0以上および 英語(またはフランス語)・国語 それぞれの評定平均値4.0以上

 ・新聞学科 

 全体の評定平均値4.0以上および 英語の評定平均値4.6以上
◯上智大学 総合人間科学部  ・教育学科

 全体の評定平均値4.0以上

 ・心理学科

 全体の評定平均値4.0以上

 ・社会学科

 全体の評定平均値4.0以上

 ・社会福祉学科

 全体の評定平均値4.0以上

 ・看護学科

 全体の評定平均値4.0以上
◯上智大学 法学部 

 ・法律学科

 全体の評定平均値4.0以上

 ・国際関係法学科

 全体の評定平均値4.0以上

 ・地球環境法学科

 全体の評定平均値4.0以上
◯上智大学 経済学部 

 ・経済学科

全体の評定平均値4.0以上および 数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B)の評定平均値4.5以上

 ・経営学科

 全体の評定平均値4.0以上
◯上智大学 外国語学部 

・英語学科

全体の評定平均値4.0以上および 英語の評定平均値4.3以上 

・ドイツ語学科

全体の評定平均値4.0以上および 外国語・国語それぞれの 評定平均値4.3以上

・フランス語学科 

全体の評定平均値4.0以上および 外国語・国語それぞれの 評定平均値4.3以上

・イスパニア語学科 

全体の評定平均値4.0以上および 外国語・国語それぞれの 評定平均値4.3以上

・ロシア語学科

全体の評定平均値4.0以上および 外国語の評定平均値4.3以上

・ポルトガル語学科 

全体の評定平均値4.0以上および 外国語・国語それぞれの 評定平均値4.3以上

・総合グローバル学科

 全体の評定平均値4.0以上

・国際教養学科

全体の評定平均値4.0以上
◯上智大学 理工学部 

 ・物質生命理工学科 

①全体の評定平均値4.0以上もしくは、
 ②全体の評定平均値が3.8以上  かつ数学と理科それぞれの  評定平均値4.5以上

・機能創造理工学科 

①全体の評定平均値4.0以上もしくは、
②全体の評定平均値が3.8以上  かつ数学と理科それぞれの  評定平均値4.5以上

 ・情報理工学科

 ①全体の評定平均値4.0以上もしくは、
②全体の評定平均値が3.8以上  かつ数学と理科それぞれの  評定平均値4.5以上
◯明治大学 総合数理学部 

・現象数理学科

高等学校等における数学の評定平均値が 4.0 以上で,かつ,理科の評定平均値が 3.8 以上であ ること(高等学校等に在学中の者は第 3 学年 1 学期又は前期までの評定平均値とする)

・先端メディアサイエンス学科 

高等学校等における全履修科目の評定平均値が 3.6 以上で,かつ,数学及び英語の評定平均値 がそれぞれ 3.8 以上であること(高等学校等に在学中の者は第 3 学年 1 学期又は前期までの評 定平均値とする)。

・ネットワークデザイン学科

高等学校等における数学,英語及び理科の評点平均値がそれぞれ 3.6 以上であること(高等学 校等に在学中の者は第 3 学年 1 学期又は前期までの評定平均値とする)。

※本人が原因ではなく、第 3 学年 1 学期又は前期までの成績の記載が間に合わない場合 は,第 2 学年修了時までの評定平均値が出願資格を満たしており,また,第 3 学年 1 学期又は 前期末までに出願資格の履修条件科目を履修していることが記載されている調査書およびそ の理由を記した書類をあわせて提出すれば大丈夫です。
◯明治大学 農学部

・農学科 

①全体の評定平均値が4.0以上の者
②在学中に学業以外に優れた活動歴がある者(注)で,全体の評定平均値が3.5以上の者

・農芸化学科 

①全体の評定平均値が4.3以上の者 ②在学中に学業以外に優れた活動歴がある者(注)で,全体の評定平均値が4.0以上の者

・生命科学科

 ①全体の評定平均値が4.0以上の者
②在学中に学業以外に優れた活動歴がある者(注)で,全体の評定平均値が3.5以上の者

・食料環境政策学科 

①全体の評定平均値が4.0以上の者
②在学中に学業以外に優れた活動歴がある者(注)で,全体の評定平均値が3.5以上の者
(注)学業以外の優れた活動歴について 高等学校(中等教育学校の場合は後期課程)在学中に,特筆すべき優れた能力を恒常的に発揮した者 (但し,スポーツ競技は除く)で,それを具体的・客観的に証明する資料(書類・作品・記事・書籍等)を提出 可能な者。

[該当者の例]
① 研究発表・懸賞論文分野
 a 科学技術一般に関するもの 国際科学技術コンテスト(数学オリンピック・化学オリンピック・生物学オリンピック等)や,公的な発表 会において,優秀な成績を収めた者。各種懸賞論文において,優秀な成績を収めた者。
b 農学や農業に関するもの 日本学校農業クラブ全国大会等において,優秀な成績を収めた者。

② 資格検定分野 外国語や数学,簿記,パソコン技能などにおいて,極めて高度な資格を有している者。

③ 社会貢献分野 ボランティア・地域活動などに恒常的に参加し,献身的・指導的役割を果たし,その実績を社会的に 証明できる者。

④ 文化・芸術分野 文化・芸術・芸能活動などの分野において,学外の大会・展覧会・コンクール等にて,個人または 団体で優秀な成績を収めた者。
※評定平均値について 出願時点において提出可能な最新の調査書における全体の評定平均値です。 ※学校の制度やカリキュラムにより最終学年(3年生)の1学期または前期までの成績が記載されない場 合は,2年生終了時までの成績が記載された調査書における全体の評定平均値です
◯明治大学 文学部 自己推薦特別入学試験

・第3学年1学期末まで,または前期末までの全体の評定平均値が3.5以上の者。 ・さらに,史学地理学科の下記3専攻を志願する場合は,次の要件も満たすこと。
アジア史専攻: 世界史Bを4単位以上履修している者。
西洋史学専攻: 世界史Bを4単位以上履修し,かつ英語の評定平均値が4.0以上の者。
地 理 学専攻: 地理Bを4単位以上履修している者。

※2学期制の高等学校等,本人の責に拠らない理由で第3学年1学期末まで,または前期末ま での成績が記載された調査書を提出できない場合,第2学年修了時の学業成績が条件を満たす者
◯青山学院大学 文学部

・ 史学科 以下の1または2のいずれかに該当する者
・高等学校における全体の評定平均値が4.0以上である者
・高等学校における全体の評定平均値が3.8以上、かつ「世界史B」もしくは「日本史B」の評定平均値が4.5以上である者
 ・比較芸術学科 以下の1または2のいずれかに該当する者 高等学校における全体の評定平均値が4.0以上である者 下記、3点すべての要件を満たす者
1) 高等学校における全体の評定平均値が3.8以上であること
2) 高等学校における「外国語」の評定平均値が4.2以上であること
3) 高等学校における「世界史B」または「日本史B」のいずれかの評定平均値が4.2以上であること
◯青山学院大学 経済学部 経済学科

高等学校第3学年1学期までの学習成績および内容が以下に相当する者 調査書の全体の評定平均値が3.0以上の者。国外で卒業した場合はこれと同等以上の成績の者
◯立教大学 理学部 

高等学校第3学年第1学期までの全体の評定平均値が 3.8 以上のもの。
◯立教大学 社会学部

高等学校を卒業している者は高等学校の評定平均値が 3.8 以上の者。高等学校卒業見込みの者は第3学 年第1学期までの全体の評定平均値が 3.8 以上の者。
◯立教大学 観光学部

高等学校第3学年第1学期までの全体の評定平均値が 3.8 以上のもの。
◯立教大学 コミュニティ福祉学部 

高等学校第3学年第1学期までの全体の評定平均値が 3.5 以上のもの。
◯立教大学 経営学部 方式A

 高等学校第3学年第1学期までの全体の評定平均値が 3.8 以上のもの。
◯立教大学 現代心理学部

 高等学校第3学年第1学期までの全体の評定平均値が 3.5 以上のもの。

2017年3月24日金曜日

自己推薦書(志望理由書)の書き方をわかりやすく解説!書くためにやるべきステップとは?

はじめに、自己推薦書と志望理由書はおなじ意味です。

では、AO入試の時の書類審査で必要になる自己推薦書(志望理由書)にはいったい何を書けばいいのでしょうか?
それを見ていきましょう!

・自己推薦書(志望理由書)って何?


推薦入試やAO入試で出願の際に提出する志望理由書は、その名の通り、入学を志望する理由をまとめた書類。大学によっては「自己推薦書」「エントリーシート」などと呼ばれることもあります。大学側は、この志望理由書をもとに受験生の適性や意欲、目的意識、人柄などを見て、AO入試の場合は求める学生像(アドミッション・ポリシー)に合うかどうかもチェックされます。

・面接の際にも、自己推薦書(志望理由書)がとても大切になってくる!?


大学側に自分をアピールする最初のチャンスであるだけでなく、面接でも志望理由書の内容から質問されることが多いため、合否を左右する書類だと言っても過言ではありません。志望校への合格をつかむために、自分の強みを効果的に伝え、試験官の心に響く志望理由書を目指しましょう。

・自己推薦書にはいったい何を書けばいいの?

大学は、高い意欲と明確な目標を持っている学生に入学してほしいと考えています。それを踏まえ、志望理由書では入学の動機と意志をしっかり述べましょう。

そこで、自己推薦書を書く時に、必ず含めるべき3つのポイントを紹介します!
ポイントは、

①入学を志望する動機

「なぜこの大学・学部学科に入りたいのか」「入学を志望したきっかけ」を明確に伝えましょう。
高校までに取り組んだことや自分の考え、志向などをもとに、その根拠をしっかり示しましょう。

②入学を志望する意志

「志望大学・学部学科のどこが魅力なのか」「入学後にやりたいこと、身につけたいこと」を伝えましょう。
大学や専攻する学問への理解度が深いことをアピールしましょう。

③卒業後の展望

「将来の夢や就きたい仕事・職業」「その仕事で実現したいこと」を伝えましょう。
大学での学び・経験と絡めて書きましょう。

そして、①~③を「大学が求める学生像」を踏まえた上で、自分がいかに志望校にふさわしいかを伝えることも大切です。

・高校の時の活動や経験をしっかり入れるとポイントアップ!

自分の将来の夢や、その学校を志望するようになったきっかけのネタに「高校までに頑張ってきたこと」「高校での経験」を含めると説得力が増します!

もちろん、中学校での経験でもOKです!
とにかく自分がその夢や学校を目指すきっかけをしっかりと伝えることが大切です!
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例)夢:幼稚園の先生になること

もともと習い事で水泳をやっており、ある日、コーチが不在だったことで、私が中学生のとき、小学生の小さい子供に泳ぎ方を教えたのがきっかけでした。


そのあと、私は職場体験があり、気になっていた幼稚園の先生の体験をしてみたかったため、卒園した幼稚園に行きました。

最初は、泣いた子どもを慰めたり、ケンカした園児同士を仲直りさせるのが大変でしたが、そのようなことを乗り越えて少しずつ成長していく子供達の姿をみて、私は幼稚園の先生になることを決心しました。

そして、◯◯大学では、かねてから教育学部の・・・・

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のような感じで、なるべく「具体的に」体験を踏まえて、将来の夢や、その大学を志望する理由を述べると、ポイントがアップします!

ぜひ、意識してみましょう!

・「その大学・学部学科でしかできないこと」を具体的に盛り込む


面接中、志望理由を聞かれて、答えた際に
「他の大学でもできませんか?」
と聞いてくる面接官は多いです。

そうならないよう、その大学・学部学科でしかできないことを自分なりに考えて入れてみましょう。
「この先生の講義を受けてみたいです!」など、具体的なことを言えるとポイントアップです!

・自己推薦書(志望理由書)を書く前に行う3つのステップ


いきなり、「自己推薦書」を書こうと思っても何から書けばわからないと思います。
そのため、まずは書き始める前にやる3つのことをご紹介します!

①高校(過去の)自分の体験や活動を書き出してみる


まずは何も考えないで過去の自分の経験や活動を書き出してみましょう!
部活や習い事などなんでもOKです。

大会などで上位の成績を残したなど細かいことをどんどん書き出してみましょう!

②大学が求める人物像をしっかりと分析しよう


AO入試とは大学が求める人物像と一致する生徒を合格させる試験です。
そのため、しっかりと大学側が求める人物像を理解する必要があります。

やり方としては、志望大学の募集要項をネットで調べれば、「推薦入試の目的」「推薦入試の概要」などという項目があるので、そちらを読んでみてください。

そして大学側が

「どんな目的で推薦入試を採用しているのか」
「どんな人物を要求しているのか」
を意識して読んでみましょう!

そうすることで、大学側があなたに求めるものが見えてきます。

そして、必ず、自分が気づいた点は紙にメモしておきましょう。
自己推薦書を書く時に必ず役に立ちます。

③①と②をマッチングさせよう!

最後に、①で行なった過去の自分と②で行なった大学の求める人物像でマッチングするネタをしぼりましょう。
また、マッチングをむりやりできないか試みることも大切です。

そうすることで、違った視点で、見ることができる可能性があります。

・自己推薦書の基本的な書き方・構成

基本の構成は「自分のこと」→「志望校のこと」→「将来の夢・目標」になります。

基本的には、

①中学や高校での自分の経験・活動
②その経験を踏まえての、その大学への志望理由
③自分の夢・その夢を叶えるための志望大学への進学の重要性

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簡単な例)

①私は中学の時、職場体験で幼稚園に行きました。
それで幼稚園の先生になりたいと思いました。

②◯◯大学の△△学部の✕✕学科では、・・・・・という特徴があり、私はその点が素晴らしいと思いました。

③私の将来の夢である「幼稚園の先生」を叶えるためには、・・・なので◯◯大学の△△学部の✕✕学科への入学を強く望んでいます。
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という流れです。
あとは、それぞれに肉付けをします。

もう1つのパターンとしては、

①将来の夢
②中学・高校でのきっかけとなる出来事
③その大学を志望する理由

があります。
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簡単な例)

①私の将来の夢は幼稚園の先生になることです。

②きっかけは私は中学の時、職場体験で幼稚園に行ったことでした。

③◯◯大学の△△学部の✕✕学科では、・・・・・という特徴があり、私はその点が素晴らしいと思いました。私の将来の夢である「幼稚園の先生」を叶えるためには、・・・なので◯◯大学の△△学部の✕✕学科への入学を強く望んでいます。
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人によってはこちらの方が書きやすいと思います。

自分が書きやすいパターンで書くようにしましょう!


・文章を書く際に気をつけること


・一文を長くしすぎないこと

一文を長くしすぎないようにしましょう。
一文に1つの意味というイメージで行きましょう。

例)
私がこの大学に進学して~をして、△△をがんばって、◯◯を叶えたいです。⇨NG

私は、進学ができたら、まず~をします。また、△△にもしっかり取り組みます。
そして◯◯の夢を叶えたいです。

・誤字・脱字はNG


誤字・脱字は相手に最悪の印象を与えます。
また、修正ペンや修正機での修正もよくありません。

しっかりと下書きを作成し、慎重に書きましょう。

・段落は3段落構成が良いです


段落は、多すぎても少なすぎてもいけません。
しっかりと適切に段落を設けることが大切です。

・文体を統一する


「だ・である」「です・ます」が混在しないようにしましょう。
どちらでもOKですが、統一しましょう。

・自分のことは「私」、志望大学は「貴学」とする


自分のことは男性でも「私」と書くのが普通です。また、志望大学のことは「貴学」、専門学校の場合は「貴校」と敬称で書きましょう。身内のことを書く場合は「お父さん」「お母さん」ではなく、「父」「母」です。

・話し言葉や略語、ら抜き言葉は使わない


「やっぱり」「ちょっと」「~みたい」などの話し言葉は避け、「やはり」「少し」「~のようだ」などの書き言葉にしましょう。略語も使わない方が望ましく、「部活」は「部活動」、「○大」は「○○大学」とし、大会名なども正式名称で書いてください。また、「受けれる」「出れる」などのら抜き言葉もNG。正しくは「受けられる」「出られる」です。

・字数稼ぎで⑤同じ言葉やまわりくどい表現は使わない


「私は~」「~と思います」などの言葉は使いやすいですが、同じ言葉ばかりを使うと単調になりがちです。できるだけ書き分けて、文章のリズムに気を配りましょう。また、志望理由書はシンプルな文章のほうが伝わりやすいため、倒置法や体言止めなど文学的で直接的に伝わりにくい表現は避けましょう。

<チェック項目>

□誤字・脱字はないか

□決められた字数内にまとめられているか、また短すぎないか

□「ですます調」と「である調」が混在していないか

□校名、学部学科名、人名、引用事項などを正しく書いているか

□修正液・修正テープを使っていないか

□字は丁寧に、はっきりと書いたか

□下書きの鉛筆は丁寧に消した

□志望校が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に沿っているか

□記載漏れはないか


以上で自己推薦書の書き方は終わりです。
ぜひ、参考にしてみてください!

2017年3月20日月曜日

AO入試・公募推薦入試で併願できる大学はあるの?

AO・公募制推薦入試では併願ができるの?

こんな疑問をお持ちではないでしょうか?
結論から言いますと、AO・公募制推薦入試は可能です。

ただ、指定校推薦に関しては、基本的に併願はできません。

また、AO・公募制推薦入試で併願するときにも注意すべきポイントがあります。
これをまちがえてしまうと、最悪の事態になりかねません。

推薦入試を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

・大学進学者の半分は推薦入試による進学

AO・公募制推薦入試を採用している大学は数多くあります。
また、近年では、大学進学者の2人に1人は、AOなどの推薦入試で進学しているというデータもあります。

・推薦入試は専願入試が多い

AO入試では、専願入試を条件にしている大学が多いです。

専願入試とは合格した場合は絶対にその大学に入学しなければならないというルールです。

AO入試・公募制推薦入試などを採用している大学は多いですが、そのほとんどは専願入試を条件としています。

・もし、専願入試を条件にしている推薦入試の合格を辞退した場合はどうなるの?

専願入試を条件にしている推薦入試の合格を獲得したけど、やっぱり辞退するということをした場合は、あなたの高校の信用問題にかかってきます。

最悪の場合は、あなたの高校から二度と入学者を受けいれないようにする大学もあります。

もちろん、一般入試・推薦入試にかかわらずです。

そのため、専願入試を条件にしている学校の推薦入試を受ける場合は、しっかりと自分が行きたい学校であるかを判断する必要があります。


合格が決まってしまえば、あなたは原則その大学に進学することが義務付けられます。

・併願可能大学と同時に受験をすることはOK!

「専願入試を条件にしている学校の推薦入試を志望する時、その学校だけしか受験することができないの?」
というとそんなことはありません。

AO入試・公募制推薦入試の場合は、もちろん不合格になる可能性があります。

そのため、もし「専願入試が条件なので、それ以外の学校は受験してはならない」という決まりがあれば、第一志望の推薦入試で不合格になった場合はその時点で浪人確定になります。

そのため、専願入試を条件にしている学校を志望する場合でも、同時に他の学校を受験することは可能です。

ただ、このとき気をつけなければならないのが、専願入試を条件にしている学校を同時に受けないようにすることです。

先程も言ったように、専願入試は、「合格した際には絶対にその大学に進学する」という約束をするものです。

そのため、その専願入試を課している学校を両方同時に受けて、両方合格してしまったときには、どちらかを辞退しなければなりません。

そのため、しっかりと、「併願可能」な大学を探すことが必要です。

・AO・公募制推薦入試と一般入試の併用がほとんど

基本的には、推薦入試ではなくて、一般入試でなければ、専願入試の条件はないので、第一志望をAO・公募制推薦で受けて、不合格になった場合は、そのまま一般入試に筆記テストで合格を狙う受験生がほとんどです。

そのため、ほとんどの人は、第一志望の大学がAO・公募制推薦入試を採用しているのであれば、少しでも合格の可能性を高めるために、AO・公募制推薦入試と一般入試の両方を受ける受験生が多いです。

・一般入試じゃなくて、AO・推薦入試で併願できる大学はあるの?

AO・公募制推薦入試の特徴としては、ほとんどの大学で面接と小論文が共通しているという点です。

そのため、せっかく第一志望の大学の小論文や面接の対策をしたんだから、これを活かして他の大学もAO・公募制推薦入試で併願したいという方も少なくないと思います。

もちろん、AO・公募制推薦入試で併願ができる大学もございます。

しかし、数は少ないです。
また、地方出身の方でも大学受験となると、東大や一橋、東工大などに進学したい人もいれば、早稲田や慶應などの私立の一流大学に進学したいと思っていることが多いです。

そのような人にとっては、東京の大学を併願したいという方も少なくないと思います。

しかし、東京にある大学でAO・公募制推薦入試で併願できる学校となると、数が絞られます。

そのため、しっかりとAO・公募制推薦入試で併願したいという場合でも、自分がその大学に進学することになっても良いかということを真剣に考える必要があります。

・東京にある大学で、かつAO・公募制推薦入試の併願が可能な大学

ここでは東京にある大学で、かつAO・公募制推薦入試の併願が可能な大学
をまとめておきます。

ぜひ、参考にしてみてください。

⚫桜美林大学  
私立大学 / 東京・神奈川

⚫嘉悦大学
私立大学 / 東京

⚫工学院大学 
私立大学 / 東京

⚫國學院大學 
私立大学 / 東京・神奈川

⚫昭和女子大学 
私立大学 / 東京

⚫昭和薬科大学  
私立大学 / 東京

⚫城西国際大学 
私立大学 / 千葉・東京

⚫清泉女子大学 
私立大学 / 東京

⚫大正大学  
私立大学 / 東京

⚫帝京大学  
私立大学 / 栃木・東京・福岡

⚫帝京平成大学  
私立大学 / 千葉・東京

⚫デジタルハリウッド大学 
私立大学 / 東京

⚫東京都市大学  
私立大学 / 東京・神奈川

⚫東京福祉大学 
私立大学 / 群馬・東京・愛知

⚫二松学舎大学 
私立大学 / 東京

⚫文化学園大学
私立大学 / 東京

⚫文京学院大学  
私立大学 / 埼玉・東京

⚫武蔵大学  
私立大学 / 東京

⚫武蔵野大学
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・AO・公募制推薦入試は第一志望の大学を受けて、不合格であれば一般入試が滴策

基本的には、自分が本当に進学したい大学でAO・公募制推薦入試が採用されているのであれば積極的に受けましょう!

そして、ダメだった場合はその大学の一般入試で合格を勝ち取ることをおすすめします。

筆記テストの勉強がめんどくさい、推薦入試のほうが楽だからなどの理由で、自分が行きたくない大学を選ばないようにすることが大切です。

そのような気持ちでは、まず推薦入試で合格することはむずかしいです。
また、仮に合格できても、自分の満足行く大学生活は送れないでしょう。

そのために、推薦入試を受ける際には慎重は判断が必要です。
大学入試や普段の勉強法に関して、何か困ったことがあったら下記のLINE@にお友達申請をしてください。 分かる範囲でお答えします!

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2017年3月19日日曜日

AO・公募推薦入試で合格を勝ち取るための9つのステップ

今回は、自分が公募推薦でどのくらいの合格率があるのか、そして公募推薦で合格するまでに何をすればいいかを判断するためのステップをわかりやすくご紹介します。


推薦入試は明確は判断基準は評価基準がないため、なかなか対策できないと言われています。
しかし、しっかりとリサーチをすれば、だいたいが自分が今どれくらいの合格率があって、あと何を集中して学習すればよいかがわかります。


今回は、慶應義塾大学の文学部の自主応募推薦(公募推薦・AO推薦入試と同じ意味)の例をとってみてみましょう。


1.まずは、自分が志望する大学でしっかりと公募推薦を行っているかを確認



まずは、ネットで良いので。googleなどで、
「大学名+AO入試」「大学名+公募推薦」と検索してみましょう。


もし学部が決まっていたら、「大学名+学部名+AO入試(公募推薦)」と検索してみましょう!

そうすると、それぞれの大学のHPの中で公募推薦の内容や概要について紹介しているページが検索結果の上位に出てきます。


2.公募推薦のPDFなどのファイルがあれば、そちらを確認しましょう!



検索結果の上位に表示されたページの飛ぶと、だいたい募集要項があります。
最近は下記のようにPDFファイルというのにまとまっています。
もちろん、表示されたページにそのまま入試の概要について書いてある大学もあります。



PDFファイルはクリックすれば、自動的に開いていくれるので大丈夫です!


3.まずは、その大学のが「なぜ推薦入試を行うか」「推薦入試で獲得したい人物像を理解しよう」



最初に確認する大切なことは
その大学が
「なぜ推薦入試を行うか」
「推薦入試で獲得したい人物像を理解しよう」
の2点です。


たとえば、慶應義塾大学の文学部の自主応募推薦の入試要項には以下のようなことが書いてあります。



”「自主応募制による推薦入学者選考」の目的は,一般の学力考査とは異なった視点・尺度を導入
することによって,さまざまな資質を持ち,慶應義塾大学文学部への志望動機が明確で意欲的な皆
さんに対し入学への道を開くことにあります。”
出典:2017(平成29)年度『自主応募制による推薦入学者選考』制度


つまり、これが、慶應義塾大学が自主応募推薦入試を行う理由・目的なのです。


また、ここには、どんな人が合格しやすいかというヒントもあります。
それが「,さまざまな資質を持ち,慶應義塾大学文学部への志望動機が明確で意欲的な皆
さんに対し入学への道を開くことにあります」の部分です。


つまり、もし慶應義塾大学文学部の自主応募推薦に受かりたかったら、まず「慶應義塾大学文学部に入るためのはっきりした理由」が必要になるのです。


このように、それぞれの募集要項には、大学側が「なぜ推薦入試を行って、どんな人物像を求めているか」が書いてあります。


しっかりと、推薦入試で合格したい方は、まずこの2点をしっかりと理解することが大切です。


4.出願資格をしっかりと確認する



公募推薦やAO入試は成績が不要な学校もありますが、もちろん、一定上の評定平均が求められる学校もあります。そのため、あらかじめ、自分の評定がしっかりと出願資格を満たしているかを確認する必要があります。


また、高校1年生や高校2年生の人で、すでに推薦入試を考えている人は、もし志望大学がある程度決まっていたら、しっかりと確認しておきましょう。


推薦入試のときに使用される評定は高校1~3年生の2学期の成績の平均値です。そのため、しっかりと、高校1年生や高校2年生の段階からがんばっておくことが、合格の確率をあげるためには必要です。


慶應義塾大学の文学部の出願資格を例にとると以下のようなことが書かれています。


”出 願 資 格


慶應義塾大学文学部に入学する強い意志を持っている者で,
以下の 1. 2. 3. すべての条件を充し,かつ評価書に,
在籍学校長の署名および学校長印を受けることのできる者であれば,だれでも自由に出願できます。


1. 本学文学部での勉学を強く志望し,本学文学部を第 一 志望として入学を希望する者。


2. 以下の A,B のいずれかに該当する者。


A. 2017(平成29)年 3 月に国内の高等学校もしくは中等教育学校を卒業見込みの者,
または高等専門学校第 3 学年修了見込みの者。


B. 2017(平成29)年 3 月に文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程または相当する課程
を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了見込みの者。


ただし,在籍する,もしくは在籍した在外教育施設の修了月がその学校の規程上,上記の
3 月以外に定められている場合には,2016年 4 月以降2017年 2 月までの修了者,修了見込み
者も,2017年 3 月修了見込みの者と同じと見なします。


これ以外の者,例えば外国の高等学校を卒業見込みの者,高等学校卒業程度認定試験(大学
入学資格検定を含む)の合格者および科目合格者は出願できません。


3. 高等学校全期間(最終学年の 1 学期まで, 2 期制の場合は前期まで)の調査書の「全体の評
定平均値」が 4.1 以上の者。
「全体の評定平均値」に関しては,中等教育学校,高等専門学校,在外教育施設について
も,高等学校と同様とします。ただし,出願時に在外教育施設を修了している者について
は,修了までの 3 年間の成績を基準とします。


なお,海外の高等学校から国内の高等学校,中等教育学校,高等専門学校ならびに在外教
育施設(以下「国内の高等学校等」という)へ編入学した場合,または,国内の高等学校等
から海外の高等学校へ留学した場合,国内の高等学校等における在学全期間の「全体の評定
平均値」が 4.1 以上の者。


上記の場合,少なくとも第 3 学年(第12学年もしくは最終学年)の 1 年間は,卒業(もし
くは修了)見込みの国内の高等学校等に通学し,その評価を受けること。
(例えば,国内の高等学校等から,海外の高等学校へ留学する場合, 1 か月でも,その留学
期間が第 3 学年もしくは最終学年にまたがる場合には,出願資格はなくなります)
”出典:2017(平成29)年度『自主応募制による推薦入学者選考』制度


このように、出願資格には細かい規定があります。
また、しっかりと理解しておかないといけない大切なことが書かれています。


例えば、


「1. 本学文学部での勉学を強く志望し,本学文学部を第 一 志望として入学を希望する者。」


これは、慶應義塾大学文学部の自主応募推薦で合格した場合は、必ず、慶應義塾大学文学部に進学しなければならないということです。


他にも
「3. 高等学校全期間(最終学年の 1 学期まで, 2 期制の場合は前期まで)の調査書の「全体の評
定平均値」が 4.1 以上の者。」というふうに評定平均の規定もあります。


これらをしっかり満たさなければ、推薦入試をそもそも受けられない、つまり試験をうけるために推薦入試で合格する確率は、ゼロになります。


5.選抜方法を確認しましょう。



出願資格を確認したら、次は「選抜方法」を確認しましょう。
これは、推薦入試の試験内容になります。


推薦入試のほとんどは「面接・小論文」です。
あとは、入学志願票,「調査書」(高等学校が作成),「評価書」(大学所定用紙による),「自己推薦書」
(大学所定用紙による)などの書類も提出する必要があります。


慶應義塾大学文学部の自主応募推薦の選抜方法は以下の通りです。



”「調査書」,「評価書」,「自己推薦書」,「総合考査Ⅰ」,「総合考査Ⅱ」により選考を行います。
*「総合考査Ⅰ」─小論文形式を採り,各種資料に対する理解力,文章構成・表現力,分析
力等を総合的な視点から考査します。
時間は 120 分です。
*「総合考査Ⅱ」─与えられたテーマについての記述を評価します。
時間は60分です。
出典:2017(平成29)年度『自主応募制による推薦入学者選考』制度


6.それぞれの倍率を確認しましょう



PDFのファイル、もしくはそのHP内に過去の推薦入試の結果があります。
そこからだいたい、倍率がどのくらいか求めてみましょう!


計算方法は簡単!


受験者数?合格者数になります。


慶應義塾大学文学部の自主応募推薦の2016年度の男子の倍率を例にとると、


59?11=5.3636...≒5.4倍
ということになります。
つまり、5人~6人に1人は合格するという感じです。


7.小論文の評価基準、配点を確認しましょう



まず、小論文の評価基準について明確に示している学校は少ないです。
しかし、入試要項の「選抜方法」にヒントが書かれていることが多いです。


例えば慶應であれば、
”「調査書」,「評価書」,「自己推薦書」,「総合考査Ⅰ」,「総合考査Ⅱ」により選考を行います。
*「総合考査Ⅰ」─小論文形式を採り,各種資料に対する理解力,文章構成・表現力,分析
力等を総合的な視点から考査します。
時間は 120 分です。
*「総合考査Ⅱ」─与えられたテーマについての記述を評価します。
時間は60分です。
というふうに「各種資料に対する理解力,文章構成・表現力,分析
力等を総合的な視点から考査」とあります。


そのため、おそらく慶應義塾大学文学文学部の推薦入試では、
・資料が出される
・資料をしっかり読み解く(分析する)ことができているか
・資料から読み取ったことをしっかりと論理的に書けているか(表現力)
などが主な採点のときの基準になることがわかります。


このように、明確な評価基準が示されていなくても、どこをしっかりと意識すればいいかのヒントは書いてあることが多いです。


次は配点に関してです。


小論文の配点はHPに書いてある大学も多いですが、書いていない大学もあります。
書いてあれば、もちろんそちらを参考にしてください。


大学によっては非公開の場合があります。
その場合は、いくら探しても見つかりません。


そのため、まずはgoogleで「慶應義塾大学 公募推薦 小論文 配点」など
検索して、探してみましょう。


慶應義塾大学の場合、以下のようなめぼしいサイトが出てきました、。


また、クリックしてみると


このようによくまとまっているページがなかにはあります。そのため15分位探してみましょう!


8.過去問などでどんなテーマが出ているか確認し、練習しましょう。



基本的に、学部によって小論文のテーマは変わってきます。
それを一番早く知る方法は過去問を見てみることです。


9.推薦入試が何かに立ち返ろう


公募推薦やAO入試は基本的に、「その人の人物像が大学が求める人物像と合っている人を合格させるための入試」です。そのため、しっかりと大学がどんな人物像を求めるかを把握しましょう。


点数配分を大学側が明確に提示していなくても、しっかりとアピールできるポイントはあります。
それをしっかりと理解することで、推薦入試を合格できる可能性を高めることができます。


そのために、推薦入試を受ける際には慎重は判断が必要です。
大学入試や普段の勉強法に関して、何か困ったことがあったら下記のLINE@にお友達申請をしてください。 分かる範囲でお答えします!

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2017年3月16日木曜日

上智大学 推薦入試

今回は上智大学の推薦入試について見ていきましょう!

推薦入試と聞けば、優秀な人しか入学できないと思われていませんか?

そんなことはありません。

推薦入試の1つで、倍率が高いと思われがちな上智大学の公募制推薦入試は、1.1倍から2倍程度という非常に低い倍率となっているのです!

そのため、しっかりと準備して臨めば、極めて合格の可能性が高いという特徴があります。

では、このチャンスを掴むためにも、上智大学の推薦入試について見ていきましょう!
  1. ・上智大学の推薦入試一覧
  2. ・公募制推薦入試の概要
  3. ・指定校推薦の概要
  4. ・上智大学の指定校推薦の枠がある学校
  5. ・2つの推薦入試対策
  6. ・過去に上智の推薦入試で出た小論文テーマ

・上智大学の推薦入試一覧

上智大学には

★公募推薦入試
★指定校推薦入試

の2種類があります。

指定校推薦は、高等学校の学校長の推薦を受け、大学側が提示する要件をしっかり満たしていれば、あとは当日の試験を普通に受ければ合格します。

また、倍率が高いと思われがちな上智大学の公募制推薦入試の倍率は、1.1倍から2倍程度という非常に倍率が低く、しっかりと準備して臨めば、極めて合格の可能性が高いという特徴があります。

上智大学の公募推薦の倍率が低い理由としては、11月初旬の出願の段階で、公募制推薦入試に合格した場合は入学を確約しなければなりません。そのため、上智大学以上の大学の選択肢を残したい受験生は、公募制推薦入試を受けない傾向にあるからです。

また、学部・学科にかかわらず、主な出願条件として
①外国語の資格である英検2級または、TOIEC550または、TOFEL42のいずれかのスコアを所有していること(学部・学科によって異なるので、募集要項を要確認)
②学校の成績である評定平均4.0以上(こちらも学部・学科によって異なるので、要確認)
の2つがあります。


そのため、これらの条件を満たさない受験生はもちろん公募制推薦入試を受験することができません。

一方で、これらの出願条件を満たすことができている受験生は、上智大学の合格を手にする可能性が大幅にアップします。

上智大学の最難関学部として有名な上智大学国際関係法学科は昨年度、11名中10名が合格するなど、とても高い合格率になっています。募集枠は、全体で540名と、極めて大きな募集枠といえるでしょう。

そのため、上智大学の公募制推薦入試を視野に入れることをおすすめします。

・公募制推薦入試の概要

<公募制推薦の目的>

公募制推薦では、高等学校在学中の学習成績、課外活動、社会活動など、1回限りの学力試験では評価することが難しい受験生の資質・能力を見極めるために行なっております。


その審査内容としては、高校が出してくれる調査書や自らをアピールする自己推薦書、レポートなどの特定課題で判断されます。

また、学科ごとの個別テストや面接によって、志望動機の強さならびに学力到達度や学科への適性を判断する仕組みになっています。

推薦を受ける高校は特定せず、全国から幅広く優秀かつ個性的な人材を募るのが公募制推薦の目的です。


出願することができる対象者としては日本の教育制度に基づく高等学校の第3学年に在学し、本学が第一志望で入学を確約できる者が対象です。

つまり、併願は不可能で、合格したら、必ず上智大学に進学することが求められます。

また、上智大学のではすべての学部・学科で募集しています。
志望学科は好きなものを選択できますが、1学科にのみの出願になっています。

<出願要件>

① 2017年3月に日本の教育制度に基づく高等学校を卒業見込みの者で、上智大学を第一志望とし、入学を確約できる者。
② 各学科の指定する科目を履修した者。
③ 各学科の指定する評定平均値を在学全期間を通じて満たす者。
④ 各学科の指定する外国語検定試験のいずれかの基準を満たす者。
※下の画像をご参照ください。
また、
・募集人数
・必修科目
・評定平均値の指定
を特に注意してご覧になってください。




出典:平成29年度 上智大学 入試要項

<出願期間・試験日程>

出願期間(Web):2016年10月11日(火)~2016年11月3日(木) 23:59
出願書類の提出期限:2016年11月4日(金)当日消印有効

試験日程:2016年11月26日(土) 学科ごとの個別テスト・面接

合格発表:2016年12月9日(金)


<試験内容>


出典:平成29年度 上智大学 入試要項


<対策としての海外大学の併願>

おわかりのように、上智大の公募制推薦を受けるには、高校の成績が優秀であることが前提条件です。
また、課題活動・社会活動の成果なども重要になってきます。

そのうえでさらに求められるのが英語力です。
それもTOEFL iBT®Testのスコア提出など、明確な基準をクリアしないと出願が認められません。
英語の試験に関して、このような厳しい条件を課しているのが、上智大学の特徴の1つです。

かなりハードルが高いですが、実はこれらは海外大学への留学の際に求められることと非常によく似ています。
そのため上智大の公募制推薦への出願を検討する方の中には、海外留学に関心がある方も多いと思われます。

もちろん、一概に留学が良いとも言えませんが、少しでも興味があれば海外大との併願も視野に入れつつ、TOEFL iBT®TestやIELTSの勉強をしてみても良いと思います。

その対策自体が上智大学の入試対策にもなると思います。

・指定校推薦の概要

<指定校推薦の目的>

高等学校在学中の学習成績、課外活動、社会活動など、1回限りの学力試験では評価するのが資質・能力を、調査書や自己推薦書等、面接によって判斷します。


また、志願者の合否判定に際しては、指定校学校長からの推薦であることを尊重し、極力、入学を許可するとしています。


対象者としては高等学校3年次に在学し、本学を第一志望とする者が対象です。他大学との併願はできません。
また、公募制推薦入試とは違って、各指定校へは、学科単位で推薦を依頼します。
また、志望学科の任意選択はできません。

<出願要件>

次の(1)~(4)のすべての要件を満たした者
 (1)2017年3月に高等学校を卒業見込みの者で本学の推薦依頼学科を第一志望とする者(本人が志望する学科を選んだ動機が適切であり、当該学科履修の能力があると認められる者であること)
 (2)各学科の指定した科目を履修した者(該当学科のみ)
 (3)各学科の指定した評定平均値を在学全期間を通じて満たした者
 (4)各学科の指定した外国語検定試験のいずれかの基準を満たした者
 ※ 各学科の指定する要件については、入試要項を参照してください。
※ TOEFL、TOEIC、IELTSは、出願書類提出期限から遡って2年以内に受験したものを有効とします。


<試験内容>

高校側が発行する「高等学校調査書」や志望理由などを記入する「自己推薦書」、「面接」によって総合的に判断し、合否判定を行います。

<出願期間・試験日程>

出願期間:2016年11月1日(火)~2016年11月7 日(月)
試験日程:2016年11月27日(日)  面接
合格発表日:2016年12月9日(金)

・上智大学の指定校推薦の枠がある学校



⚫筑波大学附属高等学校

⚫東京工業大学附属科学技術高等学校 《理工1》

⚫青山学院高等部 《外国語(枠数は学校に確認)》

⚫足立学園高等学校 《理工1》

⚫郁文館高等学校 《経済1、理工1》

⚫郁文館グローバル高等学校 《外国語1、総合グローバル1、法1》

⚫江戸川女子高等学校 《(文、外国語、理工、経済)4》

⚫関東国際高等学校 《(外国語、国際教養)3》

⚫錦城高等学校 《文1》

⚫佼成学園女子高等学校 《法1》

⚫國學院高等学校 《理工3》

⚫国学院大学久我山高等学校 《理工3、文1、外国語1》

⚫淑徳高等学校 《文2、(外国語、総合人間科学、総合グローバル、法、経済、理工)1》

⚫城西大学附属城西高等学校 《理工1》

⚫城北高等学校 《理工1》

⚫成蹊高等学校 《法2、(経済、総合グローバル、理工)各1》

⚫成城高等学校 《理工3》

⚫成城学園高等学校 《(法、経済、文、外国語、理工)6》

⚫星美学園高等学校 《全3》

⚫大東文化大学第一高等学校 《理工1》

⚫帝京高等学校 《文2、総合グロ-バル1》

⚫東京都市大学等々力高等学校 《(枠数は学校に確認)》

⚫桐朋女子高等学校普通科 2

⚫日本大学第二高等学校 《法1、外国語1、理工2》

⚫日本大学鶴ヶ丘高等学校 《理工1》

⚫日本大学豊山高等学校 《(経済、理工)4》

⚫本郷高等学校 《経済1、理工2》

⚫武蔵野女子学院高等学校 《文1、総合人間科1、外国語1、総合グローバル1》

⚫明治学院高等学校 《理工1》

⚫学習院高等科 《法(枠数は非公表)》

⚫啓明学園高等学校 《総合グローバル(枠数は学校に確認)》

⚫世田谷学園高等学校  

⚫玉川学園高等部 《外国語1、理工2》

⚫東星学園高等学校 《神1》

⚫東京学芸大学附属国際中等教育学校 《(法、経済、総合グローバル)(枠数は学校に確認)》

⚫大妻多摩中学校 《法1、理工1》

⚫学習院女子中等科 《法2、経済1、外国語2、理工1、総合グローバル1》

⚫光塩女子学院中等科 《(カトリック校特別)2》


⚫品川女子学院中等部 《法1》

⚫頌栄女子学院中学校 《経済1》

⚫昭和女子大学附属昭和中学校 《文1、理工1》

⚫白百合学園中学校 《外国語1》

⚫高輪中学校 《理工3》

⚫東京都市大学付属中学校 《理工3》

⚫獨協中学校 《理工3》

⚫雙葉中学校 《外国語1》

⚫普連土学園中学校 《法1》

⚫目黒星美学園中学校 《神1》

⚫立教女学院中学校 《(法、理工、総合グローバル)3》

⚫鎌倉学園高等学校 《理工5》

⚫向上高等学校 《理工1》

⚫相模女子大学高等部 《外国語1》

⚫桐蔭学園高等学校 《文2、経済1、理工3》

⚫日本女子大学附属高等学校 《法2》

⚫日本大学藤沢高等学校 《理工1》

⚫平塚学園高等学校 3

⚫法政大学女子高等学校 《文1、法1、外国語1、理工2》

⚫山手学院高等学校 《(理工、文)2》

⚫カリタス女子中学校 《(総合グローバル、外国語、文、神)各1》

⚫湘南学園中学校 《理工3》

⚫湘南白百合学園中学校 《文1、カトリック校特別入試6》

⚫逗子開成中学校 《理工1》

⚫清泉女学院中学校 《全6》

⚫捜真女学校中学部 《理工2》

⚫聖園女学院中学校 《理工1》

⚫横浜女学院中学校 《(文、外国語、総合人間科)3》

⚫浦和学院高等学校 1

⚫春日部共栄高等学校 《外国語1、理工1》

⚫川越東高等学校 《理工2》

⚫昌平高等学校 《理工1》

⚫聖望学園高等学校 《理工1》

⚫星野高等学校 3

⚫浦和明の星女子中学校 《外国語1》

⚫市川高等学校 《法1、経済1、理工1》

⚫暁星国際高等学校 《(神学、外国語)2》

⚫国府台女子学院高等部 《(文、外国語)5》

⚫芝浦工業大学柏高等学校 《理工3》

⚫聖徳大学附属女子高等学校 《文3》

⚫千葉日本大学第一高等学校 《法1》

⚫東京学館浦安高等学校 《文1》

⚫日本大学習志野高等学校 《理工3》

⚫和洋国府台女子高等学校 《文1》

・入試対策

指定校推薦は基本的には、学校の定期テストや提出物などをとり、しっかりと評定を確保することが必要です。
また指定校推薦を受けるためには、校内推薦を勝ち取る必要があります

つまり、上智大学が出す要件を満たしていても、同じ学校で、あなたの評定を上回っている生徒が一緒に立候補した場合、そちらに校内推薦が渡される可能性があります。

そのため、なるべく高い評定を確保しておくことが大切です。


・面接・小論文(過去問)

<過去に上智の推薦入試で出た小論文テーマ>

⚫外国語学部英文学科:
「英米文学作品をひとつ読み、特に印象に残った箇所を取り上げて、その理由を述べなさい。」
(A4横書き・4000字程度)

⚫総合人間科学部社会学科:
「自己の行動が、どのように社会の影響を受けているか、例をあげて説明しなさい。」
(A4レポート用紙2枚程度)

⚫経済学部経済学科:
課題図書 ダイアン・コイル 著/高橋璃子 訳『GDP<小さくて大きな数字>の歴史』を読む。
(レポート提出は不要・課題図書の内容に関して面接試験の際に質問を行う)


<過去に上智の推薦入試で聞かれた面接の質問>

⚫最近きになる世界で起こっている社会問題はありますか?
⚫学校の勉強は難しいですか?



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