2017年3月19日日曜日

AO・公募推薦入試で合格を勝ち取るための9つのステップ

今回は、自分が公募推薦でどのくらいの合格率があるのか、そして公募推薦で合格するまでに何をすればいいかを判断するためのステップをわかりやすくご紹介します。


推薦入試は明確は判断基準は評価基準がないため、なかなか対策できないと言われています。
しかし、しっかりとリサーチをすれば、だいたいが自分が今どれくらいの合格率があって、あと何を集中して学習すればよいかがわかります。


今回は、慶應義塾大学の文学部の自主応募推薦(公募推薦・AO推薦入試と同じ意味)の例をとってみてみましょう。


1.まずは、自分が志望する大学でしっかりと公募推薦を行っているかを確認



まずは、ネットで良いので。googleなどで、
「大学名+AO入試」「大学名+公募推薦」と検索してみましょう。


もし学部が決まっていたら、「大学名+学部名+AO入試(公募推薦)」と検索してみましょう!

そうすると、それぞれの大学のHPの中で公募推薦の内容や概要について紹介しているページが検索結果の上位に出てきます。


2.公募推薦のPDFなどのファイルがあれば、そちらを確認しましょう!



検索結果の上位に表示されたページの飛ぶと、だいたい募集要項があります。
最近は下記のようにPDFファイルというのにまとまっています。
もちろん、表示されたページにそのまま入試の概要について書いてある大学もあります。



PDFファイルはクリックすれば、自動的に開いていくれるので大丈夫です!


3.まずは、その大学のが「なぜ推薦入試を行うか」「推薦入試で獲得したい人物像を理解しよう」



最初に確認する大切なことは
その大学が
「なぜ推薦入試を行うか」
「推薦入試で獲得したい人物像を理解しよう」
の2点です。


たとえば、慶應義塾大学の文学部の自主応募推薦の入試要項には以下のようなことが書いてあります。



”「自主応募制による推薦入学者選考」の目的は,一般の学力考査とは異なった視点・尺度を導入
することによって,さまざまな資質を持ち,慶應義塾大学文学部への志望動機が明確で意欲的な皆
さんに対し入学への道を開くことにあります。”
出典:2017(平成29)年度『自主応募制による推薦入学者選考』制度


つまり、これが、慶應義塾大学が自主応募推薦入試を行う理由・目的なのです。


また、ここには、どんな人が合格しやすいかというヒントもあります。
それが「,さまざまな資質を持ち,慶應義塾大学文学部への志望動機が明確で意欲的な皆
さんに対し入学への道を開くことにあります」の部分です。


つまり、もし慶應義塾大学文学部の自主応募推薦に受かりたかったら、まず「慶應義塾大学文学部に入るためのはっきりした理由」が必要になるのです。


このように、それぞれの募集要項には、大学側が「なぜ推薦入試を行って、どんな人物像を求めているか」が書いてあります。


しっかりと、推薦入試で合格したい方は、まずこの2点をしっかりと理解することが大切です。


4.出願資格をしっかりと確認する



公募推薦やAO入試は成績が不要な学校もありますが、もちろん、一定上の評定平均が求められる学校もあります。そのため、あらかじめ、自分の評定がしっかりと出願資格を満たしているかを確認する必要があります。


また、高校1年生や高校2年生の人で、すでに推薦入試を考えている人は、もし志望大学がある程度決まっていたら、しっかりと確認しておきましょう。


推薦入試のときに使用される評定は高校1~3年生の2学期の成績の平均値です。そのため、しっかりと、高校1年生や高校2年生の段階からがんばっておくことが、合格の確率をあげるためには必要です。


慶應義塾大学の文学部の出願資格を例にとると以下のようなことが書かれています。


”出 願 資 格


慶應義塾大学文学部に入学する強い意志を持っている者で,
以下の 1. 2. 3. すべての条件を充し,かつ評価書に,
在籍学校長の署名および学校長印を受けることのできる者であれば,だれでも自由に出願できます。


1. 本学文学部での勉学を強く志望し,本学文学部を第 一 志望として入学を希望する者。


2. 以下の A,B のいずれかに該当する者。


A. 2017(平成29)年 3 月に国内の高等学校もしくは中等教育学校を卒業見込みの者,
または高等専門学校第 3 学年修了見込みの者。


B. 2017(平成29)年 3 月に文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程または相当する課程
を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了見込みの者。


ただし,在籍する,もしくは在籍した在外教育施設の修了月がその学校の規程上,上記の
3 月以外に定められている場合には,2016年 4 月以降2017年 2 月までの修了者,修了見込み
者も,2017年 3 月修了見込みの者と同じと見なします。


これ以外の者,例えば外国の高等学校を卒業見込みの者,高等学校卒業程度認定試験(大学
入学資格検定を含む)の合格者および科目合格者は出願できません。


3. 高等学校全期間(最終学年の 1 学期まで, 2 期制の場合は前期まで)の調査書の「全体の評
定平均値」が 4.1 以上の者。
「全体の評定平均値」に関しては,中等教育学校,高等専門学校,在外教育施設について
も,高等学校と同様とします。ただし,出願時に在外教育施設を修了している者について
は,修了までの 3 年間の成績を基準とします。


なお,海外の高等学校から国内の高等学校,中等教育学校,高等専門学校ならびに在外教
育施設(以下「国内の高等学校等」という)へ編入学した場合,または,国内の高等学校等
から海外の高等学校へ留学した場合,国内の高等学校等における在学全期間の「全体の評定
平均値」が 4.1 以上の者。


上記の場合,少なくとも第 3 学年(第12学年もしくは最終学年)の 1 年間は,卒業(もし
くは修了)見込みの国内の高等学校等に通学し,その評価を受けること。
(例えば,国内の高等学校等から,海外の高等学校へ留学する場合, 1 か月でも,その留学
期間が第 3 学年もしくは最終学年にまたがる場合には,出願資格はなくなります)
”出典:2017(平成29)年度『自主応募制による推薦入学者選考』制度


このように、出願資格には細かい規定があります。
また、しっかりと理解しておかないといけない大切なことが書かれています。


例えば、


「1. 本学文学部での勉学を強く志望し,本学文学部を第 一 志望として入学を希望する者。」


これは、慶應義塾大学文学部の自主応募推薦で合格した場合は、必ず、慶應義塾大学文学部に進学しなければならないということです。


他にも
「3. 高等学校全期間(最終学年の 1 学期まで, 2 期制の場合は前期まで)の調査書の「全体の評
定平均値」が 4.1 以上の者。」というふうに評定平均の規定もあります。


これらをしっかり満たさなければ、推薦入試をそもそも受けられない、つまり試験をうけるために推薦入試で合格する確率は、ゼロになります。


5.選抜方法を確認しましょう。



出願資格を確認したら、次は「選抜方法」を確認しましょう。
これは、推薦入試の試験内容になります。


推薦入試のほとんどは「面接・小論文」です。
あとは、入学志願票,「調査書」(高等学校が作成),「評価書」(大学所定用紙による),「自己推薦書」
(大学所定用紙による)などの書類も提出する必要があります。


慶應義塾大学文学部の自主応募推薦の選抜方法は以下の通りです。



”「調査書」,「評価書」,「自己推薦書」,「総合考査Ⅰ」,「総合考査Ⅱ」により選考を行います。
*「総合考査Ⅰ」─小論文形式を採り,各種資料に対する理解力,文章構成・表現力,分析
力等を総合的な視点から考査します。
時間は 120 分です。
*「総合考査Ⅱ」─与えられたテーマについての記述を評価します。
時間は60分です。
出典:2017(平成29)年度『自主応募制による推薦入学者選考』制度


6.それぞれの倍率を確認しましょう



PDFのファイル、もしくはそのHP内に過去の推薦入試の結果があります。
そこからだいたい、倍率がどのくらいか求めてみましょう!


計算方法は簡単!


受験者数?合格者数になります。


慶應義塾大学文学部の自主応募推薦の2016年度の男子の倍率を例にとると、


59?11=5.3636...≒5.4倍
ということになります。
つまり、5人~6人に1人は合格するという感じです。


7.小論文の評価基準、配点を確認しましょう



まず、小論文の評価基準について明確に示している学校は少ないです。
しかし、入試要項の「選抜方法」にヒントが書かれていることが多いです。


例えば慶應であれば、
”「調査書」,「評価書」,「自己推薦書」,「総合考査Ⅰ」,「総合考査Ⅱ」により選考を行います。
*「総合考査Ⅰ」─小論文形式を採り,各種資料に対する理解力,文章構成・表現力,分析
力等を総合的な視点から考査します。
時間は 120 分です。
*「総合考査Ⅱ」─与えられたテーマについての記述を評価します。
時間は60分です。
というふうに「各種資料に対する理解力,文章構成・表現力,分析
力等を総合的な視点から考査」とあります。


そのため、おそらく慶應義塾大学文学文学部の推薦入試では、
・資料が出される
・資料をしっかり読み解く(分析する)ことができているか
・資料から読み取ったことをしっかりと論理的に書けているか(表現力)
などが主な採点のときの基準になることがわかります。


このように、明確な評価基準が示されていなくても、どこをしっかりと意識すればいいかのヒントは書いてあることが多いです。


次は配点に関してです。


小論文の配点はHPに書いてある大学も多いですが、書いていない大学もあります。
書いてあれば、もちろんそちらを参考にしてください。


大学によっては非公開の場合があります。
その場合は、いくら探しても見つかりません。


そのため、まずはgoogleで「慶應義塾大学 公募推薦 小論文 配点」など
検索して、探してみましょう。


慶應義塾大学の場合、以下のようなめぼしいサイトが出てきました、。


また、クリックしてみると


このようによくまとまっているページがなかにはあります。そのため15分位探してみましょう!


8.過去問などでどんなテーマが出ているか確認し、練習しましょう。



基本的に、学部によって小論文のテーマは変わってきます。
それを一番早く知る方法は過去問を見てみることです。


9.推薦入試が何かに立ち返ろう


公募推薦やAO入試は基本的に、「その人の人物像が大学が求める人物像と合っている人を合格させるための入試」です。そのため、しっかりと大学がどんな人物像を求めるかを把握しましょう。


点数配分を大学側が明確に提示していなくても、しっかりとアピールできるポイントはあります。
それをしっかりと理解することで、推薦入試を合格できる可能性を高めることができます。


そのために、推薦入試を受ける際には慎重は判断が必要です。
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1 件のコメント:

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